葛飾区の立石にやってきました。23年現在は再開発問題で揺れておりますが、せんべろで有名な街です。立石の地名の由来は、その名の通り「立石」という石がある場所で、今も現存しています。これは見に行かねば。という京成立石駅から徒歩6分ほどの場所にあるのが、1974年創業の喫茶パールさんです。間も無く50周年の歴史あるお店ですね。
という喫茶パールさんの外観です。緑色で、丸い形が3段になったファサードがレトロ感を演出していて良い感じです。この店舗は1983年に一度建て替えられており、そこからはずっとそのままだそう。
店内に入りました。私の求めていた純喫茶感がここにある!って感じの内装です。赤いベルベット調の椅子最高に好きです。
逆サイドの風景もどうぞ。全面大きなガラス張りになっているのが、光あふれる空間になっていて落ち着けます。
シャンデリアも素敵ですねぇ。
奥の席には麻雀のアーケード機がありました。稼働していないようですが、綺麗な形で保存され机として使われているのがカワユイですね。
メニュー表撮り忘れましたが、23年12月現在はモーニングメニューは2種類あって、トースト、茹で卵 or サラダ、ドリンクの530円と、ドリンクなしの500円。ドリンクなしオーダーが出来るのは珍しいですね。今回はアイスコーヒー、卵チョイスを選択。これで530円は素敵だ。
もう少し正面から。赤いベルベットが背景にあると、純喫茶感ありますね。
アイスコーヒーをアップで。冬なのにアイスなのは、この日が異様に暑かったからです。最近天候おかしいですよね…。
トースト&茹で卵をアップで。そう、おじさんこういうの求めていたんやで、っていう安定すぎる組み合わせ。幸せです。
入る前から地元感を感じておりましたが、想像通り地元の方々の憩いの場となっていて、近くから年金や税金のお話が聞こえて来たのが、「あぁ、地元に帰って来たぜ」感をヒシヒシと体感できました(地元でないけど)。パールさんは純喫茶の文脈で取り上げられることもあるお店と伺っていますが、本質は地元の人の溜まり場なんだよなぁと。こういうお店が生き残る日本であって欲しいなぁなんて感じた滞在となりました。
喫茶パールの基礎情報
・1974年オープン
・東京都葛飾区東立石3丁目23−1
・営業時間 8:00 - 16:00
・モーニング 8:00 - 11:00
・水曜日 定休日
・公式サイト なし